2007-01-11

地球温暖化について

近年の科学技術の進歩に伴い、地球温暖化や環境破壊が問題になってきています。
しかし、この問題はとても難しい問題です。

なぜなら、経済発展など国としての問題も含まれるからです。
二酸化炭素など温室効果ガスの削減のために規制を掛けると、工場などの生産性が落ち経済成長が止まるという考え方が根強いからです。

温室効果ガスの削減などは具体的な数値を掲げて目標(京都議定書など)を立てていますが、地球の適切な温度や環境はどれが正しいのかこの部分が未知数ということもあります。

このまま行けば確かに地球全体の温度が上昇していき、生態系などが急激に変化することは考えられますが、海水の温度が上昇して、雨雲など雲が沢山出来るのですが、これが地球全体に出来たとしたら、地球の温度を下げる役割を果たすことがあります。
しかし、この現象が必ずしも起こるというわけでないと思いますし、どの程度効果があり、いつこの現象が起こるのかがわからないので、あてに出来ないということもあります。

地球の温度が上がれば、今まで育ってきた動植物の環境と一変して新しい環境になるので従来の動植物が育ちにくくなる、または育たないことになり、米など食用品の生産系が壊れることになります。
海上生物でも同様です。
海草や魚などにも、適切な温度などがあるのです。
近頃今まで、温暖な地域に住んでいた魚などが日本近海などが捕れるようになったのはそのためだと思います。
環境が変わり住む場所を移動しなければならなくなるために、他の地域で、違った魚などが取れるようになるのです。

世界各国の科学者たちがいろいろ計算したり、調査してきて様々なことが明らかになってきていますが、すぐに温暖化を止めるようなものは見つかっていないし、技術的に不可能だと思います。
地味な努力と膨大な年月により元に戻っていくか、その環境に適応した新たな生物が誕生していくかは、誰もわからないことだと思います。

今後、画期的な技術と環境を配慮した、製品や科学技術が生まれて今よりも環境にやさしい世界になればいいなと思います。

0 件のコメント: